極東ロシア・ウラジオストックに行ってきました Part3
先ずはこちらの画像をご覧下さい!
どこまでも果てしなく続く車・くるま・クルマ。。。一体何万台の車がここに展示されているかは想像もできませんが、これが噂に名高い中古車自由市場、通称グリーンコーナーです。日本から輸出された中古車がここに並び、新たなパートナーと出逢うためここに展示されています。
極東ロシアはもちろんのこと、ロシア国内にもここから販売されていきます。3,000キロも離れたシベリアからも、ここグリーンコーナーに来てショッピングしていくというのですから、びっくりです。推定の展示台数は5万台とのことですが誰も数えた事はありません。
もちろん1社や2社でここの展示車両全てを賄っているのではなく、膨大な数の輸入業者と個人輸入者たちが、ここの場所を借りビジネスを展開しております。展示料金は1台あたり1日約200円前後との事ですから、1か月売れない場合ですと約6,000円の出費となる訳です。
早く売れて!との願いを込め、幼い兄弟たちが洗車の手伝い
このように、極東ロシアにおける中古車市場は年式規制をしようが、輸入関税を上げようが多少の浮き沈みはあるにせよ、今後も販売の勢いは増すことになるでしょう。反面、日本では原油高や国内経済の鈍化、そしてなにより少子高齢化や若者の車離れにより、長い間、新車販売台数は苦戦を強いられております。
走るレアメタルと呼ばれる日本車。資源争奪戦が始まりかけている昨今、このような観点も含め、今後はこの編の兼ね合いがどう海外市場とリンクしていくのかが業界のキーワードでしょう。次回Part4では街中で見かけたhappyな出来事をご紹介させて頂きます。