極東ロシア・ウラジオストックに行ってきました Part2

無事に税関を通過し手荷物も受取り外に出ると、ワレリー社長たちが僕らを出迎えてくれました。電話ではいつもお話ししていますが、行き合ったのは久し振り。硬い握手を交わし、そして笑顔で抱き合い (注:そっち系ではありませんからね(^.^;) 外に出ますと…

 

いかした旧ソ連製?!の赤いセダンと、粋なちょっと太めの夫婦がそこにはいました。あまりに微笑ましい風景でしたので僕はすかさずシャッターを切ると、その夫婦は笑顔でこちらに手を振ってくれました。

そして、次の瞬間その横に目をやると。。。

 

 

やはり、ありましたっランクル100が!

見て下さい、この大きさの差。。迫力満点のランクルに比べなんともチャーミングなロシアンカー。ご承知の通り、極東ロシアは日本車の宝庫。ほとんど全てと言っても過言ではない位、見事に日本車だらけです。しかも、そのほとんどが日本市場から中古車が輸出されているのです。

現地ではランクルは富と名誉の証しで、ほとんどの富裕層はこのランクルやレクサスの4駆を乗り回します。メルセデス、BMW等の欧州車のセダンはほとんど見当たりません。4駆の多さにはビックリ致します。

土地柄、道路事情、そして天候。国が変わるとこうもニーズも変わります。我々の尺度では世界や文化など、到底語る事は出来ませんね。

街中を走る環境にやさしい電気バス。周りはやはり日本車が走ってますね

 

数年前に、ロシア政府が右ハンドルの輸入規制の方針を打ち出し、見事現地の方の団結パワーでその規制の撤回に成功しました。なぜ政府が打ち出した規制を撤回出来たのか、今回、訪問してみて自分なりに納得出来ました事は、

極東ロシアではすでに、これら日本から送られてくる車両のビジネスがあるゆる層で形成されており、それはついにこの土地で文化となって根付いているということなのだと思います。

こちらではこれだけの車両が出回っておりますので、自動車補修部品のニーズも年々益々高まる事と思いますが、反面、中国製や台湾製の安価な新品補修部品も、相当出回ってきているのが実情です。

今後我々中古パーツのサプライヤーとしては、純正中古部品のあらゆる面での高いパフォーマンス性をいかに引き出し提供出来るか。この辺が今後の課題になってくるのではないかと思ってます。

また、環境の面からも考慮した戦略づくりが今後益々必要になるでしょう。

ついつい熱く長々と書いてしまいます…この辺で今回は終了させて頂きまして、次回パート3を引き続きご紹介させて頂きます!

 

 

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