障がい者との協働作業で未来を拓く
地域社会における共生の実現を目指して
2015年5月、社会福祉法人三和会との協働活動にて、障がいを持つ方々が楽しくイキイキと働ける場を創設致しました。
同会の理念「共に生きる」を基調とする一貫した人権思想の実践を、エコアールとしても重要なミッションとして捉え、地域社会における共生の実現を目指すものです。以前、障がい児を持つ母親の方からこんなお話を伺ったことがあります。
「あなたが子供を授かったとき、どうか五体満足な身体で生まれますように、どうか心身共に健康な子が生まれますようにって心の底から願いますよね?障がいを持った子供がどうか生まれますようになんて願う親は世界のどこを探してもいないはずです。でも、私は障がいを持った子供を授かりました。事実を目の当たりにしたとき、私は目の前が真っ暗になり、来る日も来る日も泣いて過ごしました。世界で私ほど不幸な者はいまいと思い、いっそのことこの子と心中してラクになりたいとも考えました。しかし、この子が時より見せる笑顔が私に生きる希望と勇気を与えてくれ、私はこの子とー緒に前を見て生きていこうと心に決めたのです。今ではこの子が私の宝です。私の全てです。私の生きる支えなのです」と。
小さな自動車電子部品にも、希少金属やレアメタルが含まれるものが数多くあります。
それを障がいを持った方たちの手作業により、丁寧にーつひとつ回収していきます。障がい者の方々が「はたらく幸せ」を実感し、地域で充実した人生を送っていくという命題の実現に向けて、作業所の運営を通じて有意義な日常生活を送れるような支援、安心して暮らせる地域づくりに今後も取り組む所存です。
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