昨今、世の中では二酸化炭素の排出量削減が課題となっています。 車を「EV(電気自動車)」や「FCV(燃料電池自動車)」に買い替えることで、二酸化炭素の削減に繋がります。 しかし、その場合はかなりコスト面での課題があります。 車の買い替え以外で運転中の二酸化炭素の排出を減らす方法はないのでしょうか・・・。 実は、あるんです!それが今回ご紹介する「エコドライブ」です。
エコドライブとは
エコドライブとは、運転方法などの工夫で燃料消費を抑える取り組みのことです。
また、エコドライブは、交通事故の削減につながります。
燃料消費量が少ない運転は、お財布にやさしいだけでなく、同乗者が安心できる安全な運転でもあります。
以下、エコドライブのポイントを5つご紹介します。
エコドライブの5つのポイント
①ふんわりアクセル「eスタート」
急発進や急な加速はエンジンに高い負荷がかかり、燃焼温度も上がるため、CO2の排出量が増加してしまいます。
発進するときは、穏やかにアクセルを踏んで発進しましょう(最初の5秒で、時速20Km程度が目安です)。
日々の運転において、やさしい発進を心がけるだけで、10%程度燃費が改善します。焦らず、穏やかな発進は、安全運転にもつながります。
時間に余裕を持って、ゆったりした気分で運転しましょう。
②減速時は早めにアクセルを離そう
信号が変わるなど停止することがわかったら、早めにアクセルから足を離しましょう。
そうするとエンジンブレーキが作動し、2%程度燃費が改善します。
また、減速するときや坂道を下るときにもエンジンブレーキを活用しましょう。
③不要な荷物はおろそう
運ぶ必要のない荷物は車からおろしましょう。
車の燃費は、荷物の重さに大きく影響されます。
たとえば、100Kgの荷物を載せて走ると、3%程度も燃費が悪化します。
また、車の燃費は、空気抵抗にも敏感です。
スキーキャリアなどの外装品は、使用しないときには外しましょう。
④エアコンの使用は適切に
車のエアコン(A/C)は車内を冷却・除湿する機能です。
暖房のみ必要なときは、エアコンスイッチをOFFにしましょう。
たとえば、車内の温度設定が外気と同じ25℃であっても、エアコンスイッチをONにしたままだと12%程度燃費が悪化します。
また、冷房が必要なときでも、車内を冷やしすぎないようにしましょう。
⑤タイヤの空気圧から始める点検・整備
タイヤの空気圧チェックを習慣づけましょう(タイヤの空気圧は1ヶ月で5%程度低下します。)。
タイヤの空気圧が適正値より不足すると、市街地で2%程度、郊外で4%程度燃費が悪化します。
また、エンジンオイル・オイルフィルタ・エアクリーナエレメントなどの定期的な交換によっても燃費が改善します。
まとめ
エコドライブは、誰にでも今すぐに始めることができるアクションです。
小さな意識を習慣にすることで、あなたの運転がよくなって、きっと社会もよくなります。
できることからはじめみましょう。レッツ エコドライブ!
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