カーボンニュートラル時代の幕開け元年を迎えて思うこと
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?11月になりましたが日中は半袖でも過ごせるくらいのポカポカ陽気です。おかげさまで頭の中もポカポカしており、空っぽな頭のワタクシは、何かヤバそうな感じがしております。いずれにしましても、、やはり温暖化の影響がじわじわと押し迫ってきているのでしょうか?
先日、あるお方とこんなお話をさせて頂きました。
石井 → 今後ガソリンの代わりになると言われている銅が最高値を更新しましたね。資源のみならず、あらゆるものの価格が高騰してます。各国の首脳はコロナをネタに、経済をインフレに持って行こうとしているのでしょうか?(ばらまいたカネの回収のために?!)」
あるお方 → 面白い着眼ですね。でも、私は、違う観点から考えますよ。石井さん、「オッカムのカミソリ」という言葉知っていますか? 物事を判断するとき、最も単純な事柄から発想する、という意味です。物事を必要以上に複雑に考えない、ということですかね。数学者は、美しい数式や単純な数式に真理の影を見ると聞きます。シンプルだから美しいとも。
石井 → あぁ、なるほどです。。
あるお方 → 政治家とは大衆の人気策はとっても、嫌われる(恐れのある)策はとらないんです。それが「パンとサーカス」。古代ローマの為政者の策です。衣食と享楽を与えれば市民は従うものです。
いま「あらゆるものの価格が高騰している」。私が考えるのは政治家の策謀ではなく、もっとシンプルな「マーケットの論理」ではないかと思いますよ。
それは「パラダイムシフトの予感への先買い」だろうと考えます。
なぜなら、マーケットは、そこで利益を得ようとする不特定多数の意識の集合体として動くものですからね(それがマーケット心理です)。その動機付けの最大なものは、将来利益の獲得なんですよ。
今、最も注目されるのが「カーボンニュートラル」。ゼロカーボンへの投資です。
それが「今後ガソリンの代わりとなると言われている銅」であり、ニッケルであり、鉄スクラップです。その連鎖のなかで「資源のみならず、あらゆるものの価格が高騰」しているのでしょうね。であれば、政治家の策謀は(たとえあったとしても)、考える必要はないのでは?
これこそが「オッカムのカミソリ」の教えだろうと、考えます。
石井さん、私はね、物事を常に最も単純な論理から考えてきました。
商売とは何か。ヒトとヒトがモノを受け渡して利益を得る行為(利益獲得)
その商売を続けるには・・・ヒトとヒトとの信頼を築くこと(信頼獲得)
企業とは何か。利益獲得のためのヒト(他人)の一時的な集合体。
企業が生きるためには・・・他人(従業員)と他社・お客の信頼関係を築くこと
ヒト(世間)には誠実に向き合わなければならない(信義誠実)
それだけだろうと考え、今日まで生きてきました。シンプルに図太くね(笑)。
みなさん、どうでしょうか?参考になりますね~!さぁ、今年も残す所あと僅かとなってきました。コロナなんかに負けず共々頑張って参りましょう~\(^o^)/