思い出話し(笑)
みなさんいかがお過ごしでしょうか? 小学生の時、ピーナッツを鼻の中に入れ片方の穴を手で押さえて、ピュッ!って飛ばす遊びが流行りました。授業中はピーナッツが手元にないため、消しゴムを小さくむしって、それを鼻の中に入れてピュッ!って飛ばすわけです。しかし、ある時事件が起きました。
友達のTくんは、小さくむしった消しゴムを鼻の中に入れ、好きな女の子にあててやろうとたくらんだのでした。ワタクシは笑いながらも、やめたほうがいいぞ!と、言いながら早く発射しろ!と心の中で叫んでいたのしでした。しかし、そのTくんは何を思ったか、消しゴムを入れた穴の方を押さえてしまい、消しゴムの小片は鼻の中の奥地へとスルスルっと入って行ってしまったのです。
逆の鼻の穴を押さえてフーン!フーン!とやりましたが、中々出て来てくれません。そこでワタクシは何とかしてやろうと、手で上から下へと消しゴムを送ってやったのですが、逆にスルスルとさらに奥地へと入り込んでしまい、しまいには鼻の付け根辺りがボコン!と膨らんでしまったのです。
いよいよヤバくなってきて、どうする事も出来なくなってしまいました。授業中ではありましたが、子供のワタクシはこれはマズいぞ‥もしかしたら死んじゃうかも!との思いが脳裏に走ったのです。そして次の瞬間、センセー!大変です~!こっちへ来てー!と、大きな声で叫びました。突然の出来事に、先生もびっくりしてこちらに向かってきました。隣ではTくんが涙を流して苦しんでいます。
そして、頭を数発叩かれ先生から一言。お前ら何をバカなことやってんだー!いい加減にしろ~! しかし、痛みはありませんでした。とにかくTくんの鼻の奥地に入り込んでしまった消しゴムを何とか除去したい気持ちで頭がいっぱいだったからです。
しかし、次の瞬間、何と先生はTくんの両足首をつかみ、逆さ吊り状態にしたのです。
そして、大きく息吸って~!⤴ はい、はいて~!⤵ ハイっ! 大きく息吸って~!⤴ はいっ、はいて~!⤵ と、続けたのでした。
次の瞬間、石井、背中をたたけ~!
ワタクシは、ハイっ! と言いながら思いっ切りTくんの背中をたたきました。
すると次の瞬間、消しゴムの小片が見事な放物線を描きながら、そして若干の水分と異物をともなって、見事に発射されたのでした!
まるでその光景はスーパースロービデオで撮影したかのような美しさ。一瞬の間が空き、次の瞬間、教室内はワァーイ!よかったぁ~! わぁーい! そして鳴りやまない拍手~!パチパチパチ~
40を過ぎた今となっても忘れられない思い出の1つです。バカなことやってるな~!って思ったみなさん、実は同じようなことやってるでしょ?(笑) さぁ、今週もハリキッテ行きましょう~\(^o^)/