2022年 令和4年 謹賀新年 

謹賀新年

旧年中のご愛顧を感謝申し上げるとともに、

皆様のご繁栄とご多幸を心からお祈り申し上げます。
本年も引き続きご指導ご鞭撻頂けますようどうぞよろしくお願い申し上げます。




株式会社エコアール
代表取締役社長 石井浩道

令和4年 元旦

今年もお世話になりました

みなさんいかがお過ごしでしょうか?2021年、令和3年、平成で言うと33年、昭和で言いますと96年、大正で言いますと110年の本年もあっと言う間に終わろうとしております。

今年は色々な出来事がありました。何と言っても未だ終息の道が見えない世界的な新型コロナウイルスの感染拡大。多くの尊い命が今尚奪われております。

また、感染拡大によって1年延期され、賛否両論ある中開催された東京2020オリンピック・パラリンピック。アスリートの輝かしい笑顔、涙、そして数々のドラマが繰り広げられました。

岸田新政権の発足により、地元足利市出身の茂木先生が自民党幹事長へ就任、昇る階段はあと一つ。20年来の飲み友、地元足利期待のホープ、早川市長誕生。東日本大震災から10年、熊本地震から5年となった節目の出来事でした。

新型コロナウイルスの感染拡大は、年始前後の第3波から8月の第5波へとピークの感染者数が増加した一方で、ワクチン接種が進んだおかげか、第5波での死亡者数、致命率は改善がみられました。

10月以降、国内の新規感染者数は落ち着きをみせており、このまま終息へ向かうのでは?と、思ったのも束の間、海外でのオミクロン株の感染再拡大、第6波への懸念が入り混じる2021年の年の瀬となってます。

米国ではバイデン氏が第46代大統領に就任しました。トランプ前政権がもたらした米中関係の悪化はバイデン大統領の下でも継続、むしろ東西を分断しかけない新たな世界経済戦争への幕開けを予感させる事態へと突入して参りました。

不安で何やら雲行きが怪しい中、米国 大リーグにおける大谷翔平選手の二刀流での活躍は、我々日本人に大いなる希望と勇気を届けてくれました。毎日のように届く投打の活躍のニュースに心躍る毎日でした。大谷選手、ありがとう。そしてMVP受賞、おめでとうございます。

そして最後は気候変動にまつわるニュースです。世界各地で起こった様々な災害は、温暖化が確実に進んでいる事実を我々に叩きつけております。 日本は2050年までに温室効果ガスの実質排出量をゼロにする、カーボンニュートラルを宣言しました。

静脈産業の一端を担う我々エコアールは、自動車業界と鉄鋼業界の両業界に軸足を置いてます。我々の使命は重くて大きい。だからこそやりがいもあり、楽しくてワクワクしてきます。今年一年、ありがとうございました。来年も引き続きご指導よろしくお願いします。

カーボンニュートラル時代の幕開け元年を迎えて思うこと

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?11月になりましたが日中は半袖でも過ごせるくらいのポカポカ陽気です。おかげさまで頭の中もポカポカしており、空っぽな頭のワタクシは、何かヤバそうな感じがしております。いずれにしましても、、やはり温暖化の影響がじわじわと押し迫ってきているのでしょうか?

先日、あるお方とこんなお話をさせて頂きました。

石井 → 今後ガソリンの代わりになると言われている銅が最高値を更新しましたね。資源のみならず、あらゆるものの価格が高騰してます。各国の首脳はコロナをネタに、経済をインフレに持って行こうとしているのでしょうか?(ばらまいたカネの回収のために?!)」

あるお方 → 面白い着眼ですね。でも、私は、違う観点から考えますよ。石井さん、「オッカムのカミソリ」という言葉知っていますか? 物事を判断するとき、最も単純な事柄から発想する、という意味です。物事を必要以上に複雑に考えない、ということですかね。数学者は、美しい数式や単純な数式に真理の影を見ると聞きます。シンプルだから美しいとも。

石井 → あぁ、なるほどです。。

あるお方 → 政治家とは大衆の人気策はとっても、嫌われる(恐れのある)策はとらないんです。それが「パンとサーカス」。古代ローマの為政者の策です。衣食と享楽を与えれば市民は従うものです。

いま「あらゆるものの価格が高騰している」。私が考えるのは政治家の策謀ではなく、もっとシンプルな「マーケットの論理」ではないかと思いますよ。

それは「パラダイムシフトの予感への先買い」だろうと考えます。

なぜなら、マーケットは、そこで利益を得ようとする不特定多数の意識の集合体として動くものですからね(それがマーケット心理です)。その動機付けの最大なものは、将来利益の獲得なんですよ。

今、最も注目されるのが「カーボンニュートラル」。ゼロカーボンへの投資です。

それが「今後ガソリンの代わりとなると言われている銅」であり、ニッケルであり、鉄スクラップです。その連鎖のなかで「資源のみならず、あらゆるものの価格が高騰」しているのでしょうね。であれば、政治家の策謀は(たとえあったとしても)、考える必要はないのでは?

これこそが「オッカムのカミソリ」の教えだろうと、考えます。

石井さん、私はね、物事を常に最も単純な論理から考えてきました。

商売とは何か。ヒトとヒトがモノを受け渡して利益を得る行為(利益獲得)

その商売を続けるには・・・ヒトとヒトとの信頼を築くこと(信頼獲得)

企業とは何か。利益獲得のためのヒト(他人)の一時的な集合体。

企業が生きるためには・・・他人(従業員)と他社・お客の信頼関係を築くこと

ヒト(世間)には誠実に向き合わなければならない(信義誠実)

それだけだろうと考え、今日まで生きてきました。シンプルに図太くね(笑)。

みなさん、どうでしょうか?参考になりますね~!さぁ、今年も残す所あと僅かとなってきました。コロナなんかに負けず共々頑張って参りましょう~\(^o^)/

大いに失敗しましょう!

みなさんいかがお過ごしでしょうか?巣ごもり需要の増加で電動ミシンの売上げが増加したそうです。えっ?何で?って思いますよね?自分のパンツでも縫うのかな?と、思った方、そう、間違いです(笑)。

自前でマスク等をつくる方が増えたそうなんです。確かに使い捨てのマスクは環境的に言ったらエコではないですね。しかし、衛生面から考えたら、こっちの方に軍配が上がる気がするなぁ。まぁ、人それぞれですかね~。

さて、今回は失敗について少しお話ししたいと思います。仕事などでミスや失敗をしてしまったら、どうしたら良いと思いますか?失敗をしたことがない人など、この世にいません。成功者といわれている方々ほど、実は多くの失敗や苦くて辛い経験をしているはずです。

失敗をしてしまったら、素直に失敗を認め、反省をし、そしてそこからまたやり直せばいいのです。失敗を恐れて何も挑戦しない事こそが最大の失敗なのですから。ただし、挑戦をする時、必ず守って頂きたいことがあります。その挑戦は契約違反になっていないか、コンプライアンスに抵触していないか、博打ではないか?等です。

何もしない/挑戦しないことはラクですし、恥もかかないので一見こちらの方が良い選択ではないかと錯覚しがちですが、失敗という貴重な経験がないと、人として成長して行く事は難しいと思います。大人になればなるほど、恥はかきたくないから、挑戦しなくなって行きます。出来れば無風で安全な場所で暮らしたくなるのが世の常、人の常です。

人生において「無駄な苦労」というものは、実は何一つありません。なぜなら、苦労した経験そのものが人間を成長させてくれるからです。一所懸命仕事をするというのは、自分がそう思うよりも、人からそう思われることです。評価は自分がするものではなく、他人がするものです。

仕事を通じて報酬を得ながら人として成長していける。こんな素晴らしいことはありませんね。いっぱい失敗して、恥かいて、べそかいて、汗かいた人ほど、他人にやさしくなれるし、人の気持ちもわかるのもの。いっぱい失敗して、懐の大きな人間になって行きたいものです。

って、偉そうに書いてるワタクシも、実はできる限り失敗したくはないですが~(;^ω^) 

ウイルスに打ち勝った証のハッピー東京五輪への道

みなさんいかがお過ごしでしょうか?ニューノーマルな生活にもすっかり慣れてしまい、逆にノーマルな生活に戻れない/戻りたくない人々が続出しているそうですね。何より、女性の方々がマスク効果ですべて美しく見えます。マスクの下も見てみたい衝動に駆られるのは、ワタクシだけではありませんね?!(笑)

さて、東京五輪の開催まで残す所2週間ちょっととなってきました。つい、1ヶ月前までは本当に開催するのか、出来るのか、やるのか、世の中の雰囲気は決してポジティブなものではありませんでした。開催するのも地獄、開催しないのも地獄みたいな‥

しかしここに来て、否が応でも開催する機運が醸成されてきており、予定通りの開催が見えて来ました。もう、やるしかないのでしょう。菅総理が仰る、ウィルスに打ち勝った証としてのオリンピックを開催するためにも、日本のみならず、世界を巻き込み(出来れば習近平さんも巻き込み)、地球上の頂点に君臨するスポーツの祭典を成功に導くこと、そして現在ギクシャクしている大国間の修正の第一歩に繋がってくれれば、大変ありがたい事かと思います。

スポーツを政治利用してはいけないのでしょうが、こんなチャンスはありません。理想と現実はかけ離れていることがほとんどです。しかし、だからと言って諦めず、そこに向かって知恵を絞り、全力で取組んで行く事で道は開けて行くものかと思います。

呪われたオリンピックなんて誰が言ったのかわかりませんが、やると判断したのであれば、サイコーなアスリートの祭典となる事を祈り、日本選手のみなさんに大いに活躍していただけるよう、自宅のテレビ前で、愛犬ルスティと共に応援致したいと思います!

山下兼矢の紹介です

ご無沙汰しておりますが、みなさんお元気でお過ごしでしょうか?季節は一年でもサイコーな時期を迎えておりますが、ご承知の通りコロナも中々しつこい菌のようで、経済活動も思うようにならない現実がありますが、ワクチンも徐々に普及し始めておりますので、もう少しの辛抱かと思います。感染対策をしっかり講じて共々頑張って参りましょう!

さて、2019年4月、弊社で初となったアスリート採用枠で入社した山下兼矢の紹介をさせて頂きます。山下は弊社の部署の中では一番きつい仕事の部類に入る、環境ソリューション部に配属が決定され、日々自動車リサイクルの最先端で活躍してくれてます。

https://athlete-eco-r.com/

本人自ら一番きつい部署に配属を希望したので、並みの根性ではないことは理解できるのですが、彼のすごいところはそのようなきつい仕事が終わった後、毎日アーチェリーの練習に励んでいるところです。休みの日も練習に明け暮れているそうで、まぁ普通の人だったら仕事と競技を両立することは本当に困難なことだと思いますが、彼はすでに3年近くもやり続けているのです。

女性のハートを射抜く事は苦手のようですが、ぜひ山下にはこの世界で活躍して、いずれは世界を代表するアーチェリー選手に成り上がって頂きたいと思ってます。エコアールも微力ながら彼が早く女性のハートを射抜ける様、指導並びに教育したいと思ってます(笑)。

山下の活躍に期待して下さい!みなさん、応援よろしくお願いします(*´з`)

「カーボンニュートラル」は日本を陥れるEUの罠

すっかりご無沙汰しておりますが、みなさん元気でお過ごしでしょうか?日に日に春らしい気候となり、心も身体も春ランランと行きたいところですが、相も変わらずコロナの影響が至る所に‥ 引続き感染対策をしっかり施し、共々前向きに頑張って参りましょう。

さて、我が自動車業界にとって、とても興味深い記事がネットに掲載されておりましたので、池田所長の文章を引用させて頂きたいと思います。

(池田 信夫:経済学者、アゴラ研究所代表取締役所長)

 気候変動に関するパリ協定から離脱していたアメリカが、バイデン政権でパリ協定に復帰し、4月22日に「気候変動サミット」を開催する。これには菅義偉首相も参加し、日米首脳会談で、温室効果ガスに関する合意が発表される可能性がある。

 バイデン政権のケリー気候変動特使はサミットに向けてEUと協議し、イギリスのジョンソン首相との共同声明で、2050年カーボンニュートラル(CO2排出実質ゼロ)を目標とすることを確認した。先進国がそろって「脱炭素」をめざすのは結構なことだが、それは実現できる目標なのだろうか。

ガソリン車もハイブリッド車も禁止される

 このような状況を憂慮しているのが自動車業界である。3月11日、日本自動車工業会の豊田章男会長(トヨタ自動車社長)は異例の記者会見を行い、「このままでは日本は自動車を輸出できなくなる」と訴えた。

 EU(ヨーロッパ連合)は2030年代にガソリン車やハイブリッド車(HV)を含む内燃機関を全面禁止し、電池駆動の電気自動車(EV)以外は生産・輸入を認めない方針だ。これが実施されると、プリウスのようなHVはEUに輸出できなくなる。

 このように「ハイブリッド車は電気自動車ではない」とするEUの方針は、2010年代から一貫している。その背景には、競争力を失ったヨーロッパの製造業をESG投資(環境関連投資)で復活させようという戦略がある。

 EUは自動車にも厳しいCO2排出規制を行ったが、それをクリアしてハイブリッド車のベストセラー「プリウス」をつくったのはトヨタだった。HVで壊滅したEUのメーカーは、EVで巻き返そうとしている。それを支援して日本のHVを排除するのが、EUの狙いである。

 日本の自動車産業は関連産業を含めて550万人の雇用を創出しているが、輸出ができなくなると、そのうち70~100万人の雇用が失われ、15兆円の貿易黒字がなくなる、と豊田社長は危機感を表明し、政府の対策を求めた。

 かつて自動車生産のグローバル化が進んだとき、人件費の安い国に工場を移転する空洞化が起こったが、これからはCO2排出の少ない国に工場が移転する空洞化が起こるだろう。

「国境炭素税」の脅威

 今年(2021年)6月にも、EUのカーボンプライシング案が出てくる予定だ。これは工業製品に含まれるCO2にマイナスの価格をつけ、域内では排出権取引(EU-ETS)を行うと同時に、輸入品には国境炭素税(関税)をかける制度である。

 その税率はライフサイクル評価(LCA)で決まる。たとえば電気自動車がまったくCO2を出さなくても、電池をつくるとき消費される電力が火力発電でつくられていると、そのCO2排出量に応じて課税される。

 豊田社長は「LCAで考えると、フランスでつくるヤリスのほうが日本でつくるヤリスより環境にいい車になる」と語った。日本の化石燃料比率は、原発が止まったままなので75%だが、フランスでは原子力比率が77%で、火力は5%だからである。

 フォルクスワーゲンはこういう規制を見越して、スウェーデンに電池工場を建てている。スウェーデンの電源の40%は水力、40%が原子力で、火力は1%だから、LCA規制が実施されても、炭素税は大幅に軽減される。

 このような国境措置にはWTO(世界貿易機関)が反対しているが、国境炭素税はWTOで各国が協調する必要がない。EUが課税すると、日本も同じ税率で課税しないと不利になるから、世界全体で関税引き上げ競争が起こるだろう。

 国境炭素税を避ける合理的な方法は、輸出国で炭素税をかけることだ。たとえばEU域内でプリウスに10%の炭素税をかけるとすると、日本国内で10%課税すれば、国境炭素税(域内の税との差額)はかからない。同じ税なら外国に課税されるより国内で課税するほうがいいので、EUが国境炭素税をかけると、世界中が巻き込まれるのだ。

 アメリカはパリ協定から離脱していたのでEUの枠組と無関係だったが、バイデン政権はパリ協定に復帰し、民主党内にはCO2削減に巨額の投資を行うグリーン・ニューディールを推進する議員が多い(ハリス副大統領を含む)。

 ただアメリカが国境炭素税に合意するかどうかは不透明だ。もし炭素税が実現すると、今やアメリカの主要な輸出品となった石油に課税され、石油資本が大きなダメージをこうむるからだ。

外交は他の手段による戦争の継続である

 問題は自動車だけではない。日本製鉄は今後5年間で2兆4000億円の設備投資で海外生産を増強する計画を発表した。同時に国内では高炉の休止を加速し、国内外の生産比率が逆転するという。

 国内に残る工場は電炉にして「カーボンニュートラル電力」に転換する予定だが、これには「カーボンフリー電力」が必要だ。カーボンニュートラル製鉄には5000億円の技術開発費がかかるが、2050年の製鉄コストは2倍以上になるという。

 それでもCO2が出ることは避けられないが、これはCCS(炭素貯留技術)で地中に埋める。そのコストは膨大で、立地できる見通しも立たない。このようにカーボンニュートラル投資はコストを倍増する投資であり、補助金なしでは実現できない。

 その補助金は、本当に2050年にカーボンニュートラルを実現しようとすれば、毎年100兆円以上かかる。これをすべて炭素税でまかなうとすると、消費税40%以上である。カーボンニュートラルは、日本経済に致命的なダメージをもたらすのだ。

 コストを増やさないで脱炭素を実現する方法は原子力である。今ある原発を延命すれば、2030年にCO2マイナス26%というパリ協定の約束は実現できるが、2050年カーボンニュートラルを実現するには原発の新増設が必要だ。しかし菅政権にはその気がないので、EUとアメリカが国境炭素税で合意すると、製造業の空洞化が起こるだろう。

 こういう話は「陰謀論だ」と批判されるかもしれないが、EUがこういう罠を仕掛けるのは今回が初めてではない。2015年の当コラムでも指摘したように、1997年の京都議定書で1990年を基準年にしたのも、EUが容易に達成できる目標を設定して日本を陥れる罠だった。

 議長国だった日本は「地球を守ろう」という美辞麗句に乗せられ、マイナス6%という過大な削減枠を飲んでしまった。結果的にはEUはマイナス15%と目標(マイナス7%)を超過達成したが、日本はプラス10%になり、排出枠を中国とロシアから数千億円で買うはめになった。

 4月の日米首脳会談で菅首相が2050年カーボンニュートラルを約束すると、莫大な国民負担が発生し、製造業は日本から出て行くが、原発の新増設なしでは実現不可能なので、結果的には何兆円もの排出枠を買うことになるだろう。それによって莫大な国民負担が発生するが、地球環境は何も改善しない。

 近世以降、500年にわたって血なまぐさい戦争をくり返してきたヨーロッパ諸国にとって、このような外交的策略で他国を陥れることは常套手段であり、小泉進次郎環境相のようなナイーブな政治家は手玉に取られてしまう。クラウゼヴィッツの有名な言葉を逆転すると、外交は他の手段による戦争の継続 なのである。

今年一年、ありがとうございました

みなさん、いかがお過ごしでしょうか?今年は新型コロナ感染症の影響から、何から何までが異例尽くしの年となりました。日本のみならず、世界中の人々が未曾有の危機に遭遇し、多くの尊い命も失ってしまいました。そしてその勢いは今尚衰えを知りません。ワクチンは果たして暗く長いトンネルから抜け出る道標、そして光明となるのでしょうか?

今年の漢字にも選ばれた「密」。 新型コロナウイルスの流行により、「3 密」を避ける生活様式が定着しました。ビジネスにおいては在宅ワークやリモート会議等が定着し、一気にデジタル化が進んだ面もありました。また、いつでもどこでもマスクを付けるようになり、みなさん風邪も引かなくなりました。かくいうわたくしも今年は風邪を引いておりません。

日々大変な状況の中で、自分への感染の恐れや、そうなってしまった際のご自分の家族や大切な人たちへの感染の恐れ、そして誹謗中傷をも恐れず、働いてくださっている医療従事者の皆さんには心から感謝申し上げたいと思います。そのためにもこの年末年始は外出を控え、出来る限り感染を防ぎ、医療従事者のみなさんの負担を軽減しなければいけません。自分の身を守ることは大切な人の身も守ることに繋がります。

コロナ禍により甚大な影響を受けている業界の方、毎日を懸命に生きておられる方々へ、軽くものを言うなよ!って怒られてしまうかもしれませんが、生きてりゃ何とかなるはずです。もう少しの辛抱だと思います。希望を持ち続け、この見えないウィルスと戦い、また平穏な日々が戻って来る事を祈って行きましょう。

身体や距離は離れていても、心の中は常に密で温かな心遣いや思いやりをもって、世の 中が平和であることを願うばかりです。2020年も大変お世話になりました。2021年も引き続きご指導ご鞭撻のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。

「失敗の本質」を読んで

みなさんいかがお過ごしでしょうか?コロナは落ち着くどころか第3波がやってきてしまいました。引続き感染対策をしっかり行い、共々前向きに取り組んで行きましょう。

先日、「失敗の本質」鈴木博毅さん著を読ませて頂きました。とても参考になりましたので、ぜひみなさんも読んでみて下さい。ここに簡単ではありますが、感想を述べさせて頂きます。

戦略とは?いかに「目標達成につながる勝利」を選ぶかを考える事。 日本人は戦略と戦術を混同しやすいが、戦術で勝利しても、最終的な勝利には結びつかない。 戦略とは追いかける指標の事である 、勝利につながる「指標」をいかに選ぶかが戦略である。

性能面や価格で一時的に勝利しても、より有利な指標が現れれば最終的な勝利にはつながらない。 体験的学習で一時的に勝利しても、成功要因を把握出来ないと、長期的には必ず敗北する。指標を理解していない勝利は継続できない。

マイクロソフトが世界制覇出来た戦略とは

① ソフトの互換性 ➁ ネットワーク効果 

従来の指標を覆す新指標で圧倒的勝利を得る事が出来た。 日本企業は 製品単体の性能、価格、機能、つまり古い指標を追い続け、新たな指標が出現して敗北した。 体験的学習や偶然による指標発見は、いずれ新しい指標(戦略)に敗れてしまう。

勝利体験の再現をするだけではなく、さらに有効な指標を見つける事が大切。競合と同じ指標を追いかけても、いずれ敗北する。

「ゲームのルールを変えた者だけが勝つ」

零戦対策に苦戦した米軍。ミサイルが直接零戦に当たらなくても撃墜出来る兵器をつくった 。操縦技能が低いパイロットでも、生き残れる飛行機の開発と戦術の考案 ・命中精度を極限まで追求しなくても撃墜できる砲弾の開発をした 。夜間視力が足りなくても、敵を捕らえられるレーダーの開発をした。

日本軍 → 練磨・改善により達人を生み出す

米軍 → 既存の戦力を無力化する新モデルを生み出す

日本は一つのアイデアを洗練させていく文化。しかし、閉塞感を打破するためには、ゲームのルールを変えるような、劇的な変化を起こす必要がある。 確かに多くのイノベーションを起こした企業は日本で生まれたのではなく、米国から生まれている。例GAFAと呼ばれている米国企業 ( Google,Apple,Facebook,Amazon )

創造的破壊とは → これまでの戦い方を無効にすること。

アップル → 携帯音楽プレーヤー(すでに単体技術としては他社から出ていた)        

i pod ☓ i tunes ネットワーク化してプラットフォームに

既存の枠組みを超えて「達人の努力を無効にする」革新型の組織は、「人」「技術」「技術の運用」の3つの創造的破壊により、ゲームのルールを根底から変えてしまう。

イノベーションとは、支配的な指標を差し替えられる「新しい指標」で戦う事。

同じ指標を追いかけるだけではいつか敗北してしまう。

家電の「単純な高性能・高価格」は、すでに世界市場の有効指標ではなくなった。

わたしが「知らない」という理由だけで、現場にある能力を軽視してはいけない。優れた点を現場に見つけたら自主性・独立性を尊重し、最大・最高の成果を挙げさせる。 米軍は作成立案をする中央の作戦部員が、現場感覚と最前線の緊張感を常に失うことなく侵攻に邁進出来た。現場の体験、情勢を確実に中央にフィードバックし、目標達成の精度と速度をさらに高めて行く仕組みを作る事が重要である。

愚かなリーダーは「自分が認識できる限界」を、組織の限界にしてしまう。逆に卓越したリーダーは、組織が全体が持っている可能性を無限に引き出し活用する。

どうでしょう、何となく伝わったでしょうか?より具体的に知りたくなった方はぜひ読んでみて下さい、勉強になりますよ!実行できるかどうかは別として(;´・ω・)さぁ、今年も残すところ、あと僅かとなりました。素晴らしい2021年に繋がるよう、共々がんばって行きましょうね!