「失敗の本質」を読んで

みなさんいかがお過ごしでしょうか?コロナは落ち着くどころか第3波がやってきてしまいました。引続き感染対策をしっかり行い、共々前向きに取り組んで行きましょう。

先日、「失敗の本質」鈴木博毅さん著を読ませて頂きました。とても参考になりましたので、ぜひみなさんも読んでみて下さい。ここに簡単ではありますが、感想を述べさせて頂きます。

戦略とは?いかに「目標達成につながる勝利」を選ぶかを考える事。 日本人は戦略と戦術を混同しやすいが、戦術で勝利しても、最終的な勝利には結びつかない。 戦略とは追いかける指標の事である 、勝利につながる「指標」をいかに選ぶかが戦略である。

性能面や価格で一時的に勝利しても、より有利な指標が現れれば最終的な勝利にはつながらない。 体験的学習で一時的に勝利しても、成功要因を把握出来ないと、長期的には必ず敗北する。指標を理解していない勝利は継続できない。

マイクロソフトが世界制覇出来た戦略とは

① ソフトの互換性 ➁ ネットワーク効果 

従来の指標を覆す新指標で圧倒的勝利を得る事が出来た。 日本企業は 製品単体の性能、価格、機能、つまり古い指標を追い続け、新たな指標が出現して敗北した。 体験的学習や偶然による指標発見は、いずれ新しい指標(戦略)に敗れてしまう。

勝利体験の再現をするだけではなく、さらに有効な指標を見つける事が大切。競合と同じ指標を追いかけても、いずれ敗北する。

「ゲームのルールを変えた者だけが勝つ」

零戦対策に苦戦した米軍。ミサイルが直接零戦に当たらなくても撃墜出来る兵器をつくった 。操縦技能が低いパイロットでも、生き残れる飛行機の開発と戦術の考案 ・命中精度を極限まで追求しなくても撃墜できる砲弾の開発をした 。夜間視力が足りなくても、敵を捕らえられるレーダーの開発をした。

日本軍 → 練磨・改善により達人を生み出す

米軍 → 既存の戦力を無力化する新モデルを生み出す

日本は一つのアイデアを洗練させていく文化。しかし、閉塞感を打破するためには、ゲームのルールを変えるような、劇的な変化を起こす必要がある。 確かに多くのイノベーションを起こした企業は日本で生まれたのではなく、米国から生まれている。例GAFAと呼ばれている米国企業 ( Google,Apple,Facebook,Amazon )

創造的破壊とは → これまでの戦い方を無効にすること。

アップル → 携帯音楽プレーヤー(すでに単体技術としては他社から出ていた)        

i pod ☓ i tunes ネットワーク化してプラットフォームに

既存の枠組みを超えて「達人の努力を無効にする」革新型の組織は、「人」「技術」「技術の運用」の3つの創造的破壊により、ゲームのルールを根底から変えてしまう。

イノベーションとは、支配的な指標を差し替えられる「新しい指標」で戦う事。

同じ指標を追いかけるだけではいつか敗北してしまう。

家電の「単純な高性能・高価格」は、すでに世界市場の有効指標ではなくなった。

わたしが「知らない」という理由だけで、現場にある能力を軽視してはいけない。優れた点を現場に見つけたら自主性・独立性を尊重し、最大・最高の成果を挙げさせる。 米軍は作成立案をする中央の作戦部員が、現場感覚と最前線の緊張感を常に失うことなく侵攻に邁進出来た。現場の体験、情勢を確実に中央にフィードバックし、目標達成の精度と速度をさらに高めて行く仕組みを作る事が重要である。

愚かなリーダーは「自分が認識できる限界」を、組織の限界にしてしまう。逆に卓越したリーダーは、組織が全体が持っている可能性を無限に引き出し活用する。

どうでしょう、何となく伝わったでしょうか?より具体的に知りたくなった方はぜひ読んでみて下さい、勉強になりますよ!実行できるかどうかは別として(;´・ω・)さぁ、今年も残すところ、あと僅かとなりました。素晴らしい2021年に繋がるよう、共々がんばって行きましょうね!

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